投稿日: 12月 30, 2006

Girl 2

カテゴリー: 28mm, Camera, Compact Camera, film, Lens, monochrome, Photo, Single focal, TC-1
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今年もあと明日の31日を残すのみになりましたねぇ。
今年はなかなか思うように時間がとれず,撮影回数が少ない年でした。
来年はもうちょっと撮影に出かけたいなぁ。
その反動か,今年は物欲が小爆発した年でした(^^ゞ。
来年はもうっちょおさえないと,財布がパンクしてしまいます(>_<)。 さて,今年最後のギャラリーを作ってみました。
ちょっと時機を逸していますが,街中のイルミネーション&親ばか(^^ゞギャラリーです。
2年前に同じコンセプトでモノクロギャラリー「Girls」を作ったのですが,
今年は上の娘一人だけでしたので「Girl 2」です。(^^ゞ
MinoltaのTC-1とYashicaのYashicaflexという,F3.5コンビでしたので,
ちょっとレンズが暗くってぶれ写真を随分生産してしまいました。
6×6の方はIlfordのXP2を使ったので,街中のカメラやさんで一時間現像。
35mmはダークレス現像2回目に挑戦です。
今回のダークレス現像はまずまずうまくいったみたいです。
前回と変えた点は
1.最初に水で前浴を行った。時間は適当。水から上げたらしっかり巻き締めて,水を切っておいた。
2.定着液を温めなかった。もしかしたら,前回の定着液,30度ぎりぎりだったかもしれない・・・。
3.定着時間を30秒長くした。そのせいか,フィルムの透明感が全然違う。
4.フィルムクリップを付けるのをドライウェルに付ける直前にした。前回は水洗いの時から付けてしまい,少しフィルムに傷を付けていたようだ。
これらの変更のせいか,いわゆる現像ムラは殆ど見受けられませんでした。
このぐらいの現像ができるならば,ダークレス使えるかも。
もっとも,今回は夜の写真だったので,ムラが目立ちにくいのかもしれません。
今度同じ状況で,日中のフィルムを現像してみます。
今回の失敗はドライウェルを容器に注ぐとき,ちょっと勢いがありすぎて泡が立ってしまったこと。
フィルムを引き上げたら,泡がついてしまいました。
それがたれてきて,一番最後のフィルムに溜まってしまって・・・。
そうそう,フィルムを干すときも,もしかしたら最後のコマを上にした方が良いのかもしれない。
たとえ流れてきたドライウェルが溜まっても,フィルムの先頭部分にはなにも写っていませんし。
今回のエントリーもダークレス現像の一枚。
ギャラリーも見て下さいねっ!!
Camera : Minolta TC-1
Film : Fujifilm Neopan Presto 400

投稿日: 12月 19, 2006

えっ,そんなに?

カテゴリー: 50mm, Camera, film, Leica, Lens, monochrome, Photo, Range Finder, Single focal
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いや,何に驚いているのかというと・・・。
こちらのエントリーを読んで知ったのですが,
来春富士フイルムは大幅にモノクロ薬品類などを縮小するんだそうです。
早速富士フイルムのページを見に行ったら,
あらあら,あれもこれも生産終了。
私自身はこの前にダークレスで現像の真似事を初めてやったばかりなので,
薬品類の違いなどはさっぱり分からないのですが,
見ていると現像液にしても定着液にしても選択肢がほとんど無くなってしまうじゃないですか。
このまま行くと,銀塩の世界が無くなるまでの期間は,想像よりも圧倒的に早くなりそうで怖いです。
やっぱりこれは,今のうちにフィルム現像を楽しんでおくしかないかなぁ,と少し焦ってきました(^^ゞ。
Camera : Leica M4-2
Lens : Leica Summicron 50mm F2
Film : Fujifilm Neopan Presto 400
Scannar : Epson GT-X 900
Development by Fujifilm Darkless

投稿日: 12月 13, 2006

初めての現像

カテゴリー: 50mm, Camera, film, Leica, Lens, monochrome, Photo, Range Finder, Single focal
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025.jpg

やっと24枚撮りのフィルムを一本撮り終えたので,ダークレスを使った現像を試してみました。
一応,水洗促進剤とドライウェルを使ったので,薬品とメスカップ,攪拌棒,フィルムクリップ,液温計は準備しました。
あっ,タイマーも百均であらかじめ二つ準備しておきましたよ(^^ゞ。
あちこちネット上を検索して,フィルムピッカーでフィルムを少し引き出しておいたほうが
良さそうなので,これも試してみました。
薬品がなかなかガラス瓶から出てこないのがまずちょっと戸惑い,
あとは薬品の温度がなかなか上がらない。
湯沸かし器の35度ぐらいのぬるま湯で湯煎したのですが,もうちょっと熱い方が楽なのかなぁ。
また,現像が終わって蓋を開けたら,フィルムが出てこない(>_<)。 ネット上にこの失敗に対するアドバイスがあったので,あらかじめ軸を広げておいたのに・・・。 水洗促進剤とドライウェルは再利用ができたんですね。 知らなかったので,使い終わったら捨ててしまいました(>_<)。 風呂場で乾燥をしていたのですが,上の娘が風呂を洗うと言い始めて, 1時間だけ待ってもらいました。 と言うわけで,乾燥時間もちょっと足りない・・・。 うーん,現像に出したネガと比較すると,どうも透明感が無いなぁ。 スキャンするまでもなく,ネガにムラがあるのが分かります。 まぁ,やっぱりこんなものなのかなぁ。 でも,自分で現像ができるってちょっと楽しいですね。 現像タンクを買って見たくなりました。 問題は,撮影する時間と現像する時間の両者ともとれそうにないことですねぇ・・・。 と言うわけで,今日のエントリーは初めての現像からの一枚(^^ゞ。 Camera : Leica M4-2 Lens : Leica Summicron 50mm F2 Film : Fujifilm Neopan 400 Presto Scanner : Epson GT-X 900 Fujifilm ダークレスで現像

投稿日: 12月 09, 2006

朝露に濡れて

カテゴリー: Camera, color, film, Lens, Photo, Single focal, Twin-lens reflex
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今度はポジフィルムの中判スキャンサンプル。
おー,なかなか良いぞ。
解像感も良いし,実際,良く解像している。
時間さえあるならば,手持ちのフィルムでもう一度スキャンし直したい,
そんな気持ちにさせてくれますね。
今回はエプソン標準ドライバのEpsonScanじゃなくて,
これまでずーっと使っていたVueScanを使用。
VueScanをここまでGT-X900で使わなかったかというと,
VueScanではGT-X900のフィルムホルダをきちんと自動認識してくれないんです。
Canonの8400Fの方は有る程度認識してくれて,自動処理で複数コマスキャンができたのですが,
GT-X900はかなりおかしい認識になってしまいます。
仕方がないので,手作業で一枚ずつクリップしてやるしかない。
ただ良いところもあって,ゴミ取り作業をさせると標準のドライバよりもかなり早く処理が終わりますね。
これはCanonの8400Fの時も同じでした。
若干ゴミ取り能力は落ちますが,それでも標準ドライバの「ソフトウェアでゴミ取り」をさせるよりかは,まだましなようです。
さて,昨日は午後からお休みをとって,仙台で昨日から開催されている写真展,
内田ユキオ×上野隆「Synchronicity」
を見てきました。
会場にはお二方もいらっしゃって,厚かましくも声を掛けてしまいました(^^ゞ。
ちょっとドキドキものでした。
仙台ではなかなかこういった写真展が開かれないので,ちょっと嬉しいですね。
内田さんというとライカのイメージがあったのですが,
今回はお二方ともローライフレックスで撮影なさったポートレート展。
内田さんの生のプリントって,実ははじめてみました。
思っていたよりも更に柔らかめのトーンで,女性のポートレートを引き立てる感じがしました。
上野さんのほうはカラーのプリントでしたが,マット紙でのプリントでこれも柔らかく,
表情が生きていて素敵でしたね。
私も二眼レフをまた持ち出したくなっちゃいました(^^ゞ。
Camera : Yashica Yashicaflex
Film : Fujifilm Velvia 100
Scanner : Epson GT-X900
ScannerSoft : VueScan

投稿日: 12月 07, 2006

そうか,色じゃなくて光なのか

カテゴリー: Camera, color, film, Photo, Twin-lens reflex
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今度は昨晩から中判フィルムのスキャンにトライしています。
ところが,あれだけ35mm判で良い感じに色が調整できたのに,
中判になると途端に色がうまく出てこない。
これは,中判というフォーマットのせいで,スキャナが思うように調整できていないのか,と思いました。
結局,高い買い物になってしまったのかなぁ,と思っていたところ,
はたと気がついた点があります。
それは,試しにスキャンしているフィルムを撮影した日の天候です。
思い出してみれば,中判フィルムの方は,どんよりとした曇り空の時間が長く,
光が差してくる時間は非常に短かった。
そうか,写真って色をフィルムに写しているのではなくて,
光を取り込んでいるんだよな。
と,改めて感じました。
記憶の中では色があるのですが,実際には光が乏しく,
そんなにしっかりと色が出ていたわけではないのかもしれません。
今回のエントリーの写真も,光が強く差し込んでいたわけではないので,
くすんだ色がなかなか抜け切れませんでした。
ただ,解像感などはやはりまずまずのようです。
あとは,フィルムホルダーかなぁ。
どうしてもフィルムがカールしてしまいます。
コマ間などをうまく支えるものがあれば,もう少しカールを抑えられそうなのに。
試しに,ホルダーの高さアジャスタ用チップをはずしてみたら,
見事にフィルムがガラス面にくっついてしまったらしく,ニュートンリングが発生してしまいました。
元の高さにフィルムホルダーを戻して,再度スキャンのやり直し。
PhotoShopでレベル補正を行ったあと,トーンカーブとカラーバランスで調整して,
この画像の色合いと相成りました。
ギャラリーのGallery154「彼岸の時」に同じ写真を掲載していますが,
やはり随分と色合いが違いますね。
このサイズだと,解像感もあまり差がないかなぁ。
拡大してみると随分違うのですがね。
さぁて,次はモノクロかな。
今日,試しにダークレスを買ってみました。
きちんと現像するのはなかなか難しいみたいだけど,試しに遊んでみようと思います。
ただ,その前に一本モノクロを撮影してみなくては(^^ゞ。
Camera : Yashica YashicaFlex
Film : Fujifilm PN160C
Scanner : Epson GT-X900

投稿日: 12月 06, 2006

モーター

カテゴリー: 28mm, AGFA, Camera, color, Compact Camera, film, Lens, Photo, Single focal, TC-1
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022.jpg

写真は,昔使われていたモーター。
どうやら,ウーメンという,私の住む県内で作られている麺を打つために使われていたもののようです。
実物が置いてあったのですが,なかなかの存在感でありました。
さて,昨日のエントリーでも紹介したネガの色再現ですが,
PhotoShopCS2のレベル補正→オプションと進む手法はなかなか良い感じです。
この写真も,その補正一発でこうなりました。
スキャンで取り込む際には,極力幅広く,トーンを眠く,しかもオレンジベースの補色であるシアンかぶり状態でスキャンするので,
本当にこんなデータで大丈夫なのかなぁ,と不安なのですが,実際にはレベル補正→オプションでほぼ満足のいく状態になってしまいますね。
今までのネガスキャンの苦労が嘘のようです(^^ゞ。
そうそう,それからGT-X900のフィルムホルダは,スペーサーが5個ついていて,
この設置の有無,設置の向きでガラス面とホルダーとの距離を三段階に調整できます。
本当に微妙な差なのですが,現在の所スペーサーを取り除いたときが一番シャープにスキャンできています。
これも,個体差やフィルムの状態によって違うようなので,試行錯誤が必要なようですが。
もし,GT-X900をお使いの方で,ピントがぼやけてで使えない!!と言う方は,
一度試してみても良いかもしれませんね。
確かにフィルムスキャナにはピントの面では若干かなわないようですが,
まぁ,使えるスキャナだと思います。
あとはDigital ICEの速度がもうちょっと速いと良いんだけどなぁ。
ICEを使うとかなり遅くなってしまうので,現時点ではゴミ取りをしっかり行って,ICEをはずしてスキャンしていますね。
その意味では,ピントが若干甘いことはゴミが目立たなくて良いのかも(^^ゞ。
Camera : Minolta TC-1
Film : Agfa Ultra 100 C
Scanner : Epson GT-X 900

投稿日: 12月 05, 2006

大公孫樹

カテゴリー: 28mm, Camera, color, Compact Camera, film, Lens, Photo, Single focal, TC-1
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021.jpg

この写真は,少し前の写真です。
私の住むところはもう既に銀杏の葉っぱは殆ど落ちてしまいました。
一昨日は今年の初雪。
昨日の朝は車の窓ガラスがガチガチに凍っていて,
通勤時間も普段よりも40分も長くかかってしまいました。
いよいよ冬到来のようですね。
さて,今日はつらつらとネット上を見ていたら,
フラットベッドスキャナでネガフィルムを綺麗にスキャンなさっているページを発見。
私が使っている同じメーカーのEPSONのスキャナで,PhotoShopを用いて本当に綺麗に色再現なさっていらっしゃる。
そうか,これで良いんだ,と目から鱗が落ちる感じでした。
今日の一枚も,今まで何回かスキャンしてみてどうもイマイチ色が気に入らなかったのですが,
こちらのページを参考にやってみて,何とか自分なりに納得できる色合いになったと思っています。
少し,カラーネガをスキャンする敷居が下がった感じです。
これからはもっと気軽にカラーネガフィルムを使っていこうと思いました。
って,今までも随分使ってますが(^^ゞ。
Camera : Minolta TC-1
Film : Agfa Ultra 100C
Scanner : EPSON GT-X900

投稿日: 12月 03, 2006

写真集

カテゴリー: 28mm, Camera, color, Compact Camera, film, Lens, Photo, TC-1
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ここ最近,写真集を買うようになっている。
これまではあまり写真集は買っていなかった。
随分前に,前田真三さんの写真集をまとめて5冊買ったぐらいで,
あとは殆ど買うことはなかった。
写真を見るのは雑誌,あるいは季刊誌で見るぐらい。
そんな私が写真集を買おうかな,と思ったのはネット上の写真仲間,
PUUさんやカマウチさんがお気に入りの植田正治さんの写真集を店頭で手にしたときから。
その後もそんなに頻繁に買うことはなかったのだけど,
松本コウシさんの「続・眠らない風景」を買い,庄司雅則さんの「MA FRANCE」を買った。
あとは,最近小さな文庫本サイズの渡辺さとるさんの「旅するカメラ」を1・2と買って,
これまた,このサイズの本の魅力も知らされた。
そう言えば随分前に買った内田ユキオさんの「ライカとモノクロの日々」,これも文庫本サイズだったなぁ。
先日は中古の本屋さんで写真集を買うという味も知ってしまった。
買ったのは佐藤秀明さんの「雨のくに」。
雨をモチーフとした,日常空間の写真が並んでいるんだけれども,
惹き付けられて購入した。
今日手にしたのは,文庫本サイズは二冊。
稲垣徳文さんの「旅,ときどきライカ」と藤田一咲さんの「ローライフレックスの時間」。
稲垣さんの本は,パラッとめくったときのモノクロの写真が綺麗だったので購入。
まだ読み始めたばかり。
藤田さんは,最近CAFE PHOTOという雑誌を出版したので,知っていらっしゃる方も多いだろう。
私もその雑誌を購入して,何か別の本も欲しくなり買ってみた。
まだ写真をパラパラ見ただけなので,あとからじっくり楽しみたいと思う。
それから,古本屋さんでは二冊の写真集を購入。
織作峰子さんの「MAGYAR」というハンガリーの写真集。
異国情緒が楽しめて,なかなか良かった。
もう一冊は会田健一郎さんの「方寸の地」。
会田さんは拠点がお隣の県,福島県なんですね。
この写真集の出版も福島県の出版社。
もしかすると全国的にはあまり知られていないのかもしれない。
でも,この「方寸の地」は刺激的な写真集でした。
メインはモノクロ。
心象的なシーンや,感傷的な場面を冷静にファインダーで切り取ったインパクトのある,
力のある写真が並んでいました。
と言っても,やはり実に自分たちの身の回りにある物ばかりが被写体なのですが。
(一部後半は,一般的には撮影できない・しない写真がありますが)
うーん,これだけ写真を見ると,また撮影したくなりますねぇ。
来週末は何か撮れるかな(^^ゞ。
掲載写真は本文とは全く関係ありませんm(__)m。
Camera : Minolta TC-1
Film : Kodak Gold 200
Scanner : CANON 8400F

投稿日: 12月 02, 2006

前言撤回

カテゴリー: 90mm, Camera, color, film, Leica, Lens, Photo, Range Finder, Single focal
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002.jpg

何が前言撤回かというと,GT-X900の実力。
「やっぱり,ポジもスキャンしてみないとね。」
と,ポジフィルムもスキャンしてみました。
Elite IIでスキャンした物と比較してみたのですが,
いや,なかなか良いじゃないですか。
スキャンドライバでレベル補正をしてしまうと,ハイライトが飛びすぎになってしまうので,
PhotoShopにそのまま送って,PhotoShopで調整をしてみたら,
ハイライトの階調性,シャドーの階調性,Elite IIよりも良いかもしれない。
解像感も同じ解像度でスキャンしてみるとElite IIの方が良さそうに見えてましたが,
よくよく見てみるとElite IIの方はエッジの部分で少しデータが飛んでいて,
その分シャープに見えているようです。
試しに,6400dpiでスキャンしてみたら,今回の彼岸花の花弁についている花粉のような物まで解像している( ・_・;)
そこから画像サイズを小さくしてみると,アンシャープマスクを掛けなくとも十分シャープに見えます。
レベル補正,トーンカーブ調整などをPhotoShopで行い,リサイズ後に軽くアンシャープマスクを掛けたら,
文句ない画像が得られそうですね。
ちょっと見なしたぞ>GT-X900
今回の画像はギャラリー「古都の陰影」にもアップロードしている物です。
ギャラリーの方は少しシャープネスを強く掛けてあるので解像感が強いですが,
その分,蘂の部分に若干ジャギーが見えますねぇ。
今回の方が良い感じかもしれない。
さて,今度はモノクロフィルムもスキャンしてみよっと。
Camera : Leica M4-2
Lens : Minolta M-Rokkor 90mm F4
Film : Kodak Elite 100
Scanner : EPSON GT-X900

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