ここ最近,写真集を買うようになっている。
これまではあまり写真集は買っていなかった。
随分前に,前田真三さんの写真集をまとめて5冊買ったぐらいで,
あとは殆ど買うことはなかった。
写真を見るのは雑誌,あるいは季刊誌で見るぐらい。
そんな私が写真集を買おうかな,と思ったのはネット上の写真仲間,
PUUさんやカマウチさんがお気に入りの植田正治さんの写真集を店頭で手にしたときから。
その後もそんなに頻繁に買うことはなかったのだけど,
松本コウシさんの「続・眠らない風景」を買い,庄司雅則さんの「MA FRANCE」を買った。
あとは,最近小さな文庫本サイズの渡辺さとるさんの「旅するカメラ」を1・2と買って,
これまた,このサイズの本の魅力も知らされた。
そう言えば随分前に買った内田ユキオさんの「ライカとモノクロの日々」,これも文庫本サイズだったなぁ。
先日は中古の本屋さんで写真集を買うという味も知ってしまった。
買ったのは佐藤秀明さんの「雨のくに」。
雨をモチーフとした,日常空間の写真が並んでいるんだけれども,
惹き付けられて購入した。
今日手にしたのは,文庫本サイズは二冊。
稲垣徳文さんの「旅,ときどきライカ」と藤田一咲さんの「ローライフレックスの時間」。
稲垣さんの本は,パラッとめくったときのモノクロの写真が綺麗だったので購入。
まだ読み始めたばかり。
藤田さんは,最近CAFE PHOTOという雑誌を出版したので,知っていらっしゃる方も多いだろう。
私もその雑誌を購入して,何か別の本も欲しくなり買ってみた。
まだ写真をパラパラ見ただけなので,あとからじっくり楽しみたいと思う。
それから,古本屋さんでは二冊の写真集を購入。
織作峰子さんの「MAGYAR」というハンガリーの写真集。
異国情緒が楽しめて,なかなか良かった。
もう一冊は会田健一郎さんの「方寸の地」。
会田さんは拠点がお隣の県,福島県なんですね。
この写真集の出版も福島県の出版社。
もしかすると全国的にはあまり知られていないのかもしれない。
でも,この「方寸の地」は刺激的な写真集でした。
メインはモノクロ。
心象的なシーンや,感傷的な場面を冷静にファインダーで切り取ったインパクトのある,
力のある写真が並んでいました。
と言っても,やはり実に自分たちの身の回りにある物ばかりが被写体なのですが。
(一部後半は,一般的には撮影できない・しない写真がありますが)
うーん,これだけ写真を見ると,また撮影したくなりますねぇ。
来週末は何か撮れるかな(^^ゞ。
掲載写真は本文とは全く関係ありませんm(__)m。
Camera : Minolta TC-1
Film : Kodak Gold 200
Scanner : CANON 8400F