世代交代

アナログプレーヤーをついに世代交代しました。
今まで使ってきたKENWOODのKP-1100は,大学の3年の時に購入したものだから,
そろそろ25年もの。
つまり四半世紀使っていたことになります。
特に大きな問題点もないのですが,この一品に惚れてしまいました。

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「SUNVALLEY SV-A2」

サンバレーという,真空管アンプで有名な日本のメーカーなのですが,
たまたま本屋で見かけたMJ無線という雑誌の表紙を飾っていたのがこのプレーヤー。
何に一番惚れたかというと,ツインアーム仕様でも13万円を切る値段。
KP-1100もツインアームに改造しようと,フォノアンプを制作してくれた方にはもともと
フォノ入力を2つ準備してもらっていました。
ところが,なかなか良いアームが(価格&もの)見つからず,時間ばかりが1年以上経過。
そんな時に見つけたのがこのプレーヤーでした。
以前からベルトドライブで,ターンテーブルがアクリルの外国産プレーヤーはずいぶん見かけていて,
一度は使ってみたいなぁと思っていた部分も見事にクリアー。
もう買うしかない,ということで一気に購入に走ってしまいました。
先週の火曜日に商品が到着して,早速組み立て,音出し。
一枚目のレコードは,同じサンバレーが最近販売した真空管アンプを使用して作られたレコード。
以下感想。
うーん,なんかピアノの音程がちょっと変だなぁ?
やっぱりベルトドライブだとワウフラッターがさけられないのだろうか・・・。
でも,左右の分離はなかなか良い。
盤面のスクラッチノイズもあまり気にならない。
低音は今までよりも豊かな気がする。
続いて,いつも音質チェックに使っていたウイリアム・バードの4声のミサ曲。
このレコードも四半世紀ものなので,強音部ではKP-1100だとちょっと音が割れた感じになっていました。
ところがSV-A2で聞くと音が割れないで聞こえてくる。
これはアームの能力のせいかなぁ。
メインアームにはオルトフォンのKontrapunkt-A,セカンドアームにはオーディオテクニカのAT-MONO3/LPを付けました。
という訳で,早速モノラルレコードをモノラルカートリッジで。
いやぁ,いい雰囲気ですねぇ。これがやりたくってツインアームにこだわっていました(^_^)。
その後,ターンテーブルの水平をきっちりと取ってやるとピアノの音程も安定してきました。
微妙な調整で音が変わってくるのでちょっとびっくりです。
今までのKP-1100は2階の仕事部屋に上がってきて,余生を送ることになっています(設定済み)。

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